top of page
赤い蝋燭と人魚
小川 未明
おがわ みめい
1921
The Red Candles and the Mermaid
Ogawa Mimei
原文 Original text
横書き Horizontal Text PDF
縦書き Vertical Text
解説 Explanation
番号 | 最初の文 | URL |
|---|---|---|
4 | お母さん狐は、心配しながら、坊やの狐の帰って来るのを、今か今かとふるえながら待っていましたので、坊やが来ると、温かい胸に抱きしめて泣きたいほどよろこびました。 | |
2 | 暗い暗い夜が風呂敷《ふろしき》 のような影をひろげて野原や森を包みにやって来ましたが、雪はあまり白いので、包んでも包んでも白く浮かびあがっていました。 | |
3 | 子供の狐は、町の灯《ひ》を目あてに、雪あかりの野原をよちよちやって行きました。 | |
1 | 寒い冬が北方から、狐《きつね》の親子の棲《す》んでいる森へもやって来ました。 | |
2 | さて夜になりました。 | |
1 | 山から里の方へ遊びに行った猿が一本の赤い蝋燭を拾いました。 | https://www.readingjapanesenovels.net/list-of-works/redcandletitle/redcandlesection1 |
bottom of page